グレコンと信用勝負(狼の戦略)
木星と土星がぴったり重なるグレートコンジェンクションではないので間違わないで欲しい。
今年の冬に発生するらしいので楽しみである。
さて、普通村(17A)は7吊りで5人外。
グレー数=吊り数になると狼側は負けなので、そうならないようにグレーをコントロールする。
主に信用勝負の際におこなうものだが、グレーを闇雲に広くするのが良いか?というとそうでもない。
真占い視点のグレーでは吊り数が足りたとしても、騙りが信用勝ちすれば騙りのグレーさえ吊り数が足りなければ良い。
逆に騙りのグレーでは吊り数が足りたとしても、真のグレーさえ吊り数が足りなければ良い。
とはいうものの真占いが最後まで生き残れば視点は完結するし、村陣営は最善の進行を取ろうとするため、真視点でも騙り視点でも詰みきらないグレー数が良いだろう。
理想をいえば、最後の一縄で詰みになる形、それも狼視点で狐候補が0になる形(つまり真のグレーは0になる)がベストだろう。
状況によって、狐候補を1つ以上残したまま勝負せざるを得ない場合があるが、基本的には最後縄までに0にするのが望ましい。
具体的なグレコンの例は以下。
1、村役職に○を打つ。
共有や霊能はどの占い視点でも初めから○なので、ここに○打つ事で騙りのグレー数は1つ広くとれる。
ロケット霊共有CO者がいたら○打ちにチャレンジしてみても良いだろう。
2、○を噛む。
真の○を噛めば当然真のグレー数を噛みで狭める事はない。
ただし、騙りのグレー数を噛みで狭める事になる。
逆に騙りの○を噛めば騙りのグレー数は狭まらないが真のグレー数は狭まる。
両視点○にしてから噛むのもありだし、真の○に○出すその日に噛むのもありだろう。(噛み合わせ主張または呪殺+GJ主張)
3、真の○に●を打つ。
パンダというやつである。
パンダ吊りはつまり占い結果が出たところを吊るという事なので、これもグレコンとなる。
パンダ吊らずは呪殺発生を早めたり狩露呈などによりグレを狭めていち早く視点を完結させる進行だが、最終的には決め打ち日が早まることになるのでやはりグレコンになる。
4、自分の○に●を打たせる布石を打つ。
これもパンダであるが、つまり仲間狼を囲っておくことになる。
信用勝負における潜伏役は、騙りのグレコン要員になり得る。
潜伏狼がよく「囲いはいらない」などと言ってるのを耳にするが、てめーの為ではない。騙りのために囲うのだ。
5、仲間に○または●を打ち、霊COさせる。
霊候補が2名となれば、霊ローラーとなり本来吊られるはずのない霊に縄を費やしながら、自身の占い結果1つを無駄にさせることができる。
思いついたのはこのくらい。
他にもグレコンの方法があればまた追記する。
さて、これまでの話を踏まえていざ信用勝負するとなるといくつか問題が起こるケースがある。
それは狐狩狂の存在。
彼らがこの世に存在するがために、コツコツやってきたグレコンが台無しになる可能性がある。
その中でも1番のキモとなる狐に対する策を述べる。
騙りが狐に○を出した場合、村役職噛み+騙りの○での2死体発生は自動的に破綻となる。
信用勝負とは狐を真占いに呪殺させるか、グレーに追い込んで吊る作戦であるが、その狐にやられてしまっては意味がない。
初手で
・仲間狼に○または●を打つ
・村役職に○を打つ
をしていると狐に○を出していることはない。
狐に○出している可能性がある占い結果を出したならば、グレーに追い込んで吊る作戦を決行する為に序盤2噛みを霊共と噛んだとして、この時に騙り○で呪殺が発生した場合に備えて潜伏している狼は追加占いCOを準備しておけば良い。(変則信用勝負)
3wともグレラン死しなければ、呪殺対応は3~4つづつ用意し分担すれば足りると思われる。
4日目までの呪殺発生追加占いCOなら、現環境ではまだ真の可能性を追ってくれるし苦しい戦いになったとしても投了は免れるだろう。
(3〜4日目までなら呪殺が出て信用負けしても、狩噛み→真占い噛みにより潜伏勝負で勝ち筋が残るケースが存在するので、村の状況によってうまく使い分けると良い)
序盤2噛みで霊共がうまく噛めたら、真占いの占い結果は3つ出ているので全部村吊りで村に○なら狐候補は4人くらいになっているはずである。
(霊共欠けや潜伏狼吊られなどによって変動があるので、そのへんはケースによって計算してほしい。)
ここまでくれば、残る村役職を放置するなりしながらグレコン次第で※
・真の○噛みして噛み先で対応
・グレー噛みして噛み先で対応
・騙りの○噛みしてグレーで呪殺対応、または○噛み合わせ(呪殺隠れ含む)で狐を処理する。
騙りの○噛みのケースでは騙りの○が2つ死体になった場合でも破綻になるので、抱える○中の狐候補は1つに絞れている時の方が良いように思う。
※狐は真占いのグレーにおり、真占いのグレーを噛めば狐候補は絞られるし、○や村役職を噛めば狐候補は絞られない。
グレコンしつつ狐を追い詰めるためにはこの辺で噛む位置を調整する必要がある
この方法で5-6日目まで進んだら、狐を処理出来ているかもしくは処理が簡単になっているのと、吊り数の関係で村陣営はほぼ決め打ちを強いられる局面になるので、あとは仲間がいる強みを活かして信用勝ちしてほしい。
なお、狩や狂の動きによってグレコンに失敗するパターンもあるので、想定しておいた方が良い。
長くなるので今回は割愛させていただく。
信用勝負は狼陣営を引いた時の醍醐味の一つであるし、勝てた時の喜びも一入なので是非チャレンジしていただきたい。
注記 あくまで上記は一例で、狼2連囲いや初手から積極的にグレー噛みや村役職3連続噛み切りなど信用勝負のやり方は他にも色々あるので、これから信用勝負やってみようという人はご自身で研究してみてはいかがだろうか。
まずは自分がやりやすい形を見つけて、そこから戦術幅を広げていくことをおすすめする。